ひとりごと

根暗オタクのひとりごと。口が悪い

選挙

明日はいよいよ選挙ですね。みなさんはもう選挙行かれたんでしょうか。ちなみにわたしは今日期日前投票に行こうと思ったんですが、雨が降っていて明日でいいか…と諦めたタイプです。ですが絶対投票しますので安心してください。

 

18歳19歳の投票

先日、ニュースをぼんやり見てたらこんな話題をやっていました。「18歳19歳の投票」。18歳19歳のプロゴルファーやピアニストや企業の社長の方々に、選挙に行くか?という旨の取材をして回ったニュースでした。

これを見たときわたしはメチャビックリしました。日本って、先進国じゃなかったんでしょうか。若者に「どこの党を支持していますか?」ということを聞くならわかるんですが、「投票にいきますか?」て。え?そこから?みたいな。スタートラインから?みたいな。

しかもさらにビックリしたのが、そこで取材に答えていた18歳のIT企業の社長さんのお答えです。18歳て、わたしより歳下ですよ。そんな彼、投票に行くか行かないか聞かれたとき、なんて答えたと思います?「世界を動かしたり、新たな法律を作っていったのは歴史的にみても大きな企業であったから、私は選挙に行かなくても、自分でなんとかできると感じている。だから選挙に行かない」らしいです。(※事細かにメモったわけではないので内容が少し違うかも知れませんがこんな感じでした)

は?!て感じですよね。な…何だお前。自分で何とかできる企業の社長さんは選挙に行かなくてもいいんですね…。なるほど…。まあ、恥ずかしながらわたし不勉強でして、企業が法律を変えた実例をあまり知らないということも彼の発言に賛同できない理由かも知れませんが。

 

ですがやっぱり、選挙に行かないというのはハッキリ言って愚の骨頂、最悪の選択だと思います。というか、「選挙に行くか?行かないか?」ていうあまりにも初歩の初歩の初歩段階をニュースで取り上げ、「選挙に行かないという選択もある」、なぜなら「自分で何とかできるから」とかいうわけのわからない理由を大々的に放送するテレビも、投票率が悪ければ悪いほど得をする政党から政治的圧力をかけられてるのかな?と邪推してしまいますね。わたしは性格がメチャクチャ悪いんで。

 

日本の教育

何を隠そう(?)、わたしも19歳の有権者なのですが、同い年の友人と話していてヒシヒシと感じるのが、みんな政治についてあまり関心がなく良くわかっていない人が多いということです。

たとえば、どの政党がどんな政策を実行しようとしているのか、とか、本当にわかってないんです。自民党を支持すると言っているのに、自民党憲法改正草案を読んだこともないという人もメチャクチャ多い(と感じています)。どうして何をするかよくわかっていない政党を支持できるのか?謎ですね。

というのも、これは日本の教育制度に問題があると思います。高校までの社会科目「政治」って、三権分立…とか、参議院は何人衆議院は何人任期は何年…だとか、なんかそういうテスト用の知識しか与えられていないなと感じます。日本国憲法9条や前文をまるまる暗記させられても、それが何を意味するのかということを考えさせられたことはわたしは一度もありません。人権についてもそうです。平等権とか社会権とかそういう単語については習いますが、それが何を守ってくれているのか、誰がそれを守っているのか、その権利は何を縛るのか?誰も教えてくれないのです。これで高校3年になっていきなりハイ、選挙です!と言われても困っちゃうのはわかります。こんなんだから自民党の罠にまんまとハマって選挙行きませんって言う人が出てきたり投票放棄しようとかいうとんでもない人が出てきたりするんですね。どの政党がどんな政策を打ち出していて、この政策によってどんな影響がでるのか。そういうことをきちんと教えられる人がいればなあと思います。

 

まあつまり何が言いたいかというと、みんな選挙に行こうね。どの政党に投票してもいいから、とりあえず選挙には行こう!ということです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。